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ファーブル昆虫記名場面集 2

出版社名 偕成社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-03-437880-9
4-03-437880-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 39P 22×25cm
シリーズ名 ファーブル昆虫記名場面集

商品内容

要旨

「虫の詩人」と呼ばれるファーブルの名著を親しみやすく紹介。ファーブル生誕200年記念出版。生き生きと目にうかぶ16の名場面。彼が愛した楽園「アルマス」についての解説も。小学校中学年から。

出版社・メーカーコメント

『ファーブル昆虫記』は、出版されて100年以上たった今でも、世界中の虫好きの人たちから愛されている名著です。子どもの頃からこの本に魅せられ、ファーブルの生家や、実際に虫を観察した土地までたずねた2人の著者が、全10巻の中から選んだ名場面を、迫力のある切り絵と親しみやすい文章で紹介します。巻末では、登場する昆虫とファーブルが愛した楽園「アルマス」を解説。「梨玉のひみつ・スカラベ」「地下室の働き者・モンシデムシ」「神にいのる虫・カマキリ」「結婚のダンス・ラングドックサソリ」「持ち運べる巣・ミノムシ」「夏のオーケストラ・セミ」「ヴァントゥー山の頂上・アポロチョウ」「人間と虫のちがい・オオヒョウタンゴミムシ」など16の名場面を紹介した絶好の入門書。

著者紹介

奥本 大三郎 (オクモト ダイサブロウ)  
1944年啓蟄(3月6日)、大阪府生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業、同大学院修了。フランス文学者、作家。1981年のデビュー作『虫の宇宙誌』で読売文学賞を受賞。2006年に開館したファーブル昆虫館「虫の詩人の館」の館長をつとめる。小学5年生のときに大人向けに訳された『昆虫記』を読み、いつか自分でわかりやすく翻訳したいと考えた。30年にわたって手がけた『完訳ファーブル昆虫記』(全10巻・20冊 集英社)の翻訳が、2017年に完結。同年、その功績により菊池寛賞を受賞
今森 光彦 (イマモリ ミツヒコ)  
1954年、滋賀県生まれ。自然と人との関わりをテーマに日本の里山環境を撮影するとともに、熱帯雨林から砂漠まで、広く世界の辺境を訪ねる取材を続けている。また自然の造形を鮮やかに切りとるペーパーカットの作家でもある。毎年夏に、昆虫採集が体験できる「今森光彦 里山昆虫教室」を開いている。木村伊兵衛写真賞、土門拳賞、毎日出版文化賞、産経児童出版文化賞大賞、小学館児童出版文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)