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密室大全 密室ミステリーアンソロジー

朝日文庫 せ11−3

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-02-265108-2
4-02-265108-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 398P 15cm

商品内容

要旨

自殺を図り、個人病院へと運び込まれた佳也子。しかし入院中に医者が何者かに殺されてしまう。病院の周囲の雪には被害者以外の足跡が残っておらず、疑いの目は佳也子に向けられることに―(「佳也子の屋根に雪ふりつむ」)。密室を巡る謎を解き明かすミステリーアンソロジー。

出版社・メーカーコメント

海の中の城で起きた殺人事件、雪に残った足跡が作り出した密室、入り江という閉ざされた空間−−。普遍的に人々を魅了し続ける密室という名の荘厳な非日常空間、緻密に構築されたトリックに挑む究極のミステリーアンソロジー。

著者紹介

青柳 碧人 (アオヤギ アイト)  
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学卒。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー
大山 誠一郎 (オオヤマ セイイチロウ)  
1971年、埼玉県生まれ。2002年にパスティーシュ「彼女がペイシェンスを殺すはずがない」を発表、04年に『アルファベット・パズラーズ』を刊行し本格的にデビューする。13年、『密室蒐集家』で本格ミステリ大賞を受賞。22年、「時計屋探偵と二律背反のアリバイ」で日本推理作家協会賞を受賞
恩田 陸 (オンダ リク)  
1964年生まれ。日本ファンタジーノベル大賞の最終候補となった『六番目の小夜子』で92年にデビュー。2005年、『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞を受賞。06年、『ユージニア』で日本推理作家協会賞を受賞。07年、『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞。17年、『蜜蜂と遠雷』で直木賞と本屋大賞を受賞。ミステリー・SF・ホラーなど多彩な方面で活躍している
貴志 祐介 (キシ ユウスケ)  
1959年、大阪府生まれ。京都大学卒。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となりデビュー、同作は『十三番目の人格 ISOLA』と改題して刊行される。青春ミステリーに本格ミステリー、SFと幅広いジャンルで活躍。97年、『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞。2005年、『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞を受賞。08年、『新世界より』で日本SF大賞を受賞。10年、『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞
中山 七里 (ナカヤマ シチリ)  
1961年、岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)