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ChatGPTの頭の中

ハヤカワ新書 009

出版社名 早川書房
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-15-340009-2
4-15-340009-2
税込価格 1,012円
頁数・縦 166P 18cm

商品内容

要旨

複数の言語に対応し、まるで人間であるかのようなテキストを生成する驚異の人工知能チャットボット「ChatGPT」。その根幹をなす「ニューラルネット」や「大規模言語モデル」の基礎と歴史について、自らも質問応答システムの開発に携わる理論物理学者が詳細に説き明かす。進化を続ける生成AIの可能性と限界はどこにあるのか?計算能力に特化したサービスと組み合わせることで性能を劇的に向上させる方法、そしてその内部で明らかにされつつある「言語の法則」とは?

目次

第1部 ChatGPTは何をしているのか、なぜ動くのか(実は、1つずつ単語を足しているだけ
確率はどこから求めるのか
モデルとは何か
人間と同じような処理をこなすモデル
ニューラルネット ほか)
第2部 Wolfram|Alpha―計算知識の強大な力をChatGPTに(ChatGPTとWolfram|Alpha
基本的な例から
そのほかの例をいくつか
今後の展望)

出版社・メーカーコメント

人工知能チャットボット「ChatGPT」の知られざる仕組みと基礎技術について、自らも質問応答システムの開発に携わる理論物理学者が詳細に解説。今も進化し続けるChatGPTが、将来的に人間の脳に匹敵する「思考の本質」を身につける可能性が鮮やかに示される

著者紹介

ウルフラム,スティーヴン (ウルフラム,スティーヴン)   Wolfram,Stephen
1959年、ロンドン生まれ。理論物理学者。1980年にカリフォルニア工科大学で理論物理学の博士号を取得。1987年には数式処理システム「Mathematica」や質問応答システム「Wolfram|Alpha」の開発で知られるソフトウェア開発企業「ウルフラム・リサーチ」を創業し、現在もCEOを務める。また、映画『メッセージ』(2016)では異星人の使用する文字言語の解析や、恒星間航行に関する科学考証を担当している
稲葉 通将 (イナバ ミチマサ)  
電気通信大学人工知能先端研究センター准教授。1986年生まれ。2012年3月、名古屋大学大学院情報科学研究科社会システム情報学専攻博士後期課程短縮修了。同年4月より広島市立大学大学院情報科学研究科知能工学専攻助教、2019年4月より現職
高橋 聡 (タカハシ アキラ)  
翻訳者。1961年生まれ。翻訳会社勤務を経て、2007年からフリーランス。日本翻訳連盟副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)