• 本

喋り屋いちろう

出版社名 集英社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-08-790110-8
4-08-790110-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 205P 19cm

商品内容

要旨

猪木さんと僕と“馬鹿の一本道”。アナウンサー青春物語、誕生。著者初の実況小説。

目次

超人としてのアントニオ猪木(そして、アナウンサーになる
そればかりか、猪木・アリの真実を聞きながらイカタコ ほか)
夢を織りなす者としてのアントニオ猪木(ともあれ、バカウケして運命の男に会う
なんだかんだで、サトさんの舎弟になる ほか)
ただひとり歩む者としてのアントニオ猪木(ところで、同期の女性アナウンサーに刺激を受ける
しかも、中継失敗から天国 ほか)
敗れざる者としてのアントニオ猪木(ちなみに、アンドレとパチンコを語る
むしろ、売れてきてアダルトビデオまで ほか)

出版社・メーカーコメント

著者初の実況小説!猪木さんと僕と“馬鹿の一本道”。アナウンサー青春物語、誕生。「踊っている。文字が自ら立ち上がり踊っている。僕は今までこんなにも奮い立ち踊り狂う文字の数々を読んだことがない」(千原ジュニア)アントニオ猪木さんが亡くなった。その喪失感や悲しみを表す言葉を、喋り屋の私ではあるが、持ち合わせてはいない。猪木さんを送るすべは、実況しかない。実況と実況を結ぶ物語。「これは、世界初の挑戦的な実況文学だ」とか、誰か誤解して評価してくれて、芥川賞あたりをもらえないだろうか?(プロローグより)<著者略歴>古舘伊知郎 ICHIRO FURUTACHI1954年12月7日生まれ、東京都北区滝野川出身。立教大学を卒業後、1977(昭和52)年、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。「古舘節」と形容されたプロレス実況は絶大な人気を誇り、フリーとなった後、F1などでもムーブメントを巻き起こし「実況=古舘」のイメージを確立する。一方、3年連続で『NHK紅白歌合戦』の司会を務めるなど、司会者としても異彩を放ち、NHK+民放全局でレギュラー番組の看板を担った。その後、『報道ステーション』(テレビ朝日)で12年間キャスターを務め、現在、再び自由なしゃべり手となる。