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落語で資本論 世知辛い資本主義社会のいなし方

出版社名 日本実業出版社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-534-06031-0
4-534-06031-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 261P 19cm

商品内容

要旨

誤読を恐れず前代未聞の発想で描いた“談慶流”自己啓発的マルクス。

目次

第1章 労働(はたらく)(落語は「資本主義の到来」を予感していたのではないか
労働力とは商品である―「素人鰻」 ほか)
第2章 商品(モノ)(資本主義とは商品社会―物象化と「孝行糖」
「物象化」に抗うささやかな作法―「三方一両損」 ほか)
第3章 価値(ねうち)(死せる労働―「船徳」
使用価値と交換価値―「猫の皿」 ほか)
第4章 貨幣(カネ)(カネと吉本興業―貨幣は生まれつき金
西野資本主義と村本社会主義 ほか)
第5章 環境(いのち)(未来の危機を予見する―「あたま山」
一つ目国では二つ目は異常―「一眼国」 ほか)

著者紹介

立川 談慶 (タテカワ ダンケイ)  
落語家。立川流真打ち。1965年、長野県上田市生まれ。慶應義塾大学経済学部でマルクス経済学を専攻。卒業後、株式会社ワコールで3年間の勤務を経て、1991年に立川談志18番目の弟子として入門。前座名は「立川ワコール」。二つ目昇進を機に2000年、「立川談慶」を命名。2005年、真打ちに昇進。慶應義塾大学卒で初めての真打ちとなる
的場 昭弘 (マトバ アキヒロ)  
日本を代表するマルクス研究者、哲学者。マルクス学、社会思想史専攻。1952年、宮城県生まれ。元神奈川大学経済学部教授(2023年定年退職)。同大で副学長、国際センター所長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)