• 本

爆弾になったひいじいちゃん

TOKYO NEWS BOOKS

出版社名 東京ニュース通信社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-06-533102-6
4-06-533102-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 24cm

商品内容

要旨

「戦争」を知らない子どもたちへ。いまの時代だからこそ伝えたい特攻隊の人間らしい感情に感動して、この絵本を描きました。この絵本には、特攻隊の遺書をよみきかせするところがあります。理屈ぬきに涙がでます。戦争は、絶対に、してはいけない。

出版社・メーカーコメント

第二次世界大戦末期の沖縄戦で、「特攻」という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員たち。特攻隊員が二度と帰ることのない決死の出撃に臨んだのは、日本の平和と繁栄が再び甦ることを心から望んだからであったはずです。戦争を知らない世代となった今の子どもたちへ。知覧飛行場から飛び立ち、平和な日本を願い、自分の時代を命がけで生きた若き隊員たちの思いを胸に、特攻隊の出撃基地で出会った「戦争」と「平和」、そして「人が生きる」という意味を、今こそ考えてみたい。そして、忘れてはならない。熱い著者の思いが溢れる、感動の一冊。

著者紹介

のぶみ (ノブミ)  
斎藤信実。絵本作家。1978年、東京都生まれ。NHK Eテレ『みいつけた!』では、「おててえほん」コーナーのイラストを担当。フォロワー10万人のInstagramでも作品を日々投稿し、幅広く活動中。「絵本作家のぶみオンラインサロン」も好評開催中
鳥〓 拳大 (トリハマ ケンタ)  
ホタル館富屋食堂。ホタル館富屋食堂館長。大東亜戦争末期、軍の指定食堂だったホタル館富屋食堂の女将であった鳥〓トメは「特攻の母」と呼ばれ、明日飛立つ若者に私財を投じて、食べたいものを提供し、届かないはずの手紙(遺書)を彼らから直接預かり、家族のもとへ届け、特攻隊員の最期の思いを叶えていた。これまで、映画や舞台、ドラマや小説など、多くのメディアに取り上げられている。数々の特攻隊員を支えてきたホタル館富屋食堂。ひ孫の拳大はトメの生涯と特攻隊員達の遺品や写真を織り交ぜ、特攻隊員達の真実を展示している資料館を引き継ぎ、三代にわたり後世へと思いをつないでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)