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福島からの手紙 十二年後の原発災害

出版社名 新泉社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-7877-2309-3
4-7877-2309-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 121P 21cm

商品内容

要旨

避難を強いられた人、留まることを強いられた人、自主的に避難した人、留まることを選んだ人、帰還した人、避難先での生活を続ける人―。福島原発事故から十二年。人びとに流れた時間はどのようなものだったのか。人びとはどのような“いま”を生きているのか。十七人が語る、十二年後の福島の物語。

目次

1 留まる以外の選択肢はほとんどなかった
2 「福島の子どもたちを守ろう」を合言葉に
3 「チェルノブイリ法日本版」を実現したい
4 「ノーモア・フクシマ」、原発大事故を二度と起こしてはならない
5 七人の孫たちへ
6 息子と囲んだテーブルはご先祖様からの贈り物だった
7 十二年経っても癒えない思い
8 励まし合いながらここまで来た
9 最高裁6・17不当判決は、必ず克服しなければならない
10 夢があった
11 母の遺言
12 思い出のある津島・昼曽根の家
13 かあちゃん、あんちゃんに会えましたか
14 つらかったことより楽しかったことを思い出す
15 いまの世代ができる精いっぱい
16 ノーモア・フクシマ、ふるさと津島に届け。
17 二つめのカレンダー

出版社・メーカーコメント

避難を強いられた人、留まることを強いられた人、自主的に避難した人、留まることを選んだ人、帰還した人、避難先での生活を続ける人ーー。福島原発事故から十二年。人びとに流れた時間はどのようなものだったのか。人びとはどのような〈いま〉を生きているのか。十七人が語る、十二年後の福島の物語。《福島の人びとは、どのような思いで原発事故後の世界を生きてきたのだろうか。ここに収められた十七通の「福島からの手紙」は、圧倒的なリアリティでそれぞれが経験した原発事故を語っている。あきらめ、憤り、感謝、そして希望。さまざまな想いが交錯する「福島からの手紙」を通して、いま一度、福島原発事故を見つめてみたい。…………編者》

著者紹介

関 礼子 (セキ レイコ)  
立教大学社会学部教授。専門は環境社会学、地域環境論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)