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資本とイデオロギー

出版社名 みすず書房
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-622-09048-9
4-622-09048-1
税込価格 6,930円
頁数・縦 931,164P 22cm

商品内容

目次

第1部 歴史上の格差レジーム(三層社会―三機能的格差
ヨーロッパの身分社会―権力と財産
所有権社会の発明
所有権社会―フランスの場合
所有権社会―ヨーロッパの道筋)
第2部 奴隷社会、植民地社会(奴隷社会―極端な格差
植民地社会―多様性と支配
三層社会と植民地主義―インドの場合
三層社会と植民地主義―ユーラシアの道筋)
第3部 20世紀の大転換(所有権社会の危機
社会民主主義社会―不完全な平等
共産主義社会とポスト共産主義社会
ハイパー資本主義―現代性と懐古主義のはざまで)
第4部 政治対立の次元再考(境界と財産―平等性の構築
バラモン左翼―欧米での新たな亀裂
社会自国主義―ポスト植民地的アイデンティティの罠
21世紀の参加型社会主義の要素)

著者紹介

ピケティ,トマ (ピケティ,トマ)   Piketty,Thomas
1971年、クリシー(フランス)生まれ。パリ経済学校経済学教授。社会科学高等研究院(EHESS)経済学教授、世界不平等研究所および世界不平等データベースの共同ディレクター。EHESSおよびロンドン経済学校(LSE)で博士号を取得後、マサチューセッツ工科大学(MIT)で教鞭を執る。2000年からEHESS教授、2007年からパリ経済学校教授
山形 浩生 (ヤマガタ ヒロオ)  
翻訳家、評論家。1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。途上国援助業務のかたわら、翻訳および各種の雑文書きに手を染める
森本 正史 (モリモト マサフミ)  
翻訳家。訳書ブラックローズほか『「社会正義」はいつも正しい―人種、ジェンダー、アイデンティティに、まつわる捏造のすべて』)共訳、2022、早川書房)ピケティ『21世紀の資本』(共訳、みすず書房、2014)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)