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動物たちの日本近代 ひとびとはその死と痛みにいかに向きあってきたのか

出版社名 ナカニシヤ出版
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-7795-1752-5
4-7795-1752-4
税込価格 4,400円
頁数・縦 320P 22cm

商品内容

要旨

躾、殺処分、肉食、動物愛護運動―死や暴力を通して、人間と動物の関係はどのように規定されてきたのか。

目次

第1部 家畜とペット(犬はいかにしつけられてきたか―猟犬、家庭犬、軍犬 日本における犬の訓練の歴史
牛尾家畜産日誌からみる豚と山羊の飼育と死
動物保護管理法の施行に伴う畜犬行政の転換―動物愛護と犬の殺処分
漫画に描かれた動物たちと言葉)
第2部 野生動物と魚(エゾシカの骸をめぐる聖・俗・害
翻案される動物史―なぜ、ミカドキジはミカドキジと名づけられたのか?
労務・事務・意思決定からとらえる動物保護の活動―奈良公園とその周辺における「神鹿保護」の事例より
「野鳥」という概念の誕生―中西悟堂の雑誌『野鳥』発刊のいきさつについて
神・人・動物の境界を揺るがすもの―動物の言語使用と人間的な振る舞いについて
汚染された魚たちとの絆を結び直す―水俣の海で生き続けるということ)