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虚像のロシア革命 後付け理論で繕った唯物史観の正体

出版社名 徳間書店
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-19-865671-3
4-19-865671-1
税込価格 2,860円
頁数・縦 365P 20cm

商品内容

要旨

筆者は、ウィルソンとチャーチルの愚かな外交がなければ、ロシア革命はあり得なかったと考える。唯物史観は人間社会の最高の発展段階が共産主義社会と説く。しかしそれは「偶然の産物」に過ぎなかった。けっして歴史の発展の必然として出来上がった代物ではない。この2つが本書のテーマである。

目次

第1章 第一次世界大戦勃発
第2章 チャーチルの謀略(英国参戦)と第一次世界大戦
第3章 第一次世界大戦とチャーチル・ウィルソンの思惑
第4章 ロシア革命を巡る米英の思惑
第5章 失意の革命家レーニン
第6章 封印列車
第7章 ボルシェビキ(11月)革命と英国の悔恨
第8章 ケレンスキーの愚かさとボルシェビキ革命
終章 ウッドロー・ウィルソン外交の失敗と唯物史観の虚構

著者紹介

渡辺 惣樹 (ワタナベ ソウキ)  
日米近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。1977年東京大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)