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憲法の動態的探究 「規範」の実証

出版社名 日本評論社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-535-52731-7
4-535-52731-8
税込価格 7,920円
頁数・縦 425P 22cm

商品内容

要旨

「規範」と「現実」が相剋する21世紀の憲法状況を洞察、探究し続ける著者珠玉の論文集。

目次

序章
第1部 憲法的平和主義(憲法的平和主義(Verfassungspazifismus)を考える
憲法にとって、何が「危機」なのか―「軍事的合理性」考
日本の「防衛」政策決定過程の変容―防衛省設置法12条改正の効果
立憲平和主義と平和保障構想―深瀬平和憲法学のactuality)
第2部 日本の安全保障と大規模災害(日本国憲法九条と「敵基地攻撃能力」―憲法解釈論と立法事実論からの一考察
アフガニスタン戦争二〇年と日本
集団的自衛権の「無力」と危うさ―「ウクライナ戦争」から見えるもの
武器供与でなく、即時停戦求める声を!
緊急事態における権限分配と意思決定―東日本大震災から考える
災害救助は誰が行うのか―消防・自衛隊・警察・海保
講演 「人貴キカ、物貴キカ」―防空法制から診る戦前の国家と社会)
第3部 憲法「改正」論の諸相(「読売改憲試案」の目指すもの―その憲法哲学を検証する
理念なき改憲論より高次の現実主義を―「九条改憲論の研究」私はこう読んだ
安倍「九条加憲」に対案は必要ない―憲法改正の「作法」
憲法改正の三つの作法―「フェイク改憲論戯」から離脱を)
第4部 統治をめぐる諸相(国会・内閣
司法
治安)
第5部 教育と研究の自由(戦後教育と憲法・憲法学
憲法研究者の研究・教育の自由―天皇機関説事件八〇周年)

出版社・メーカーコメント

現代のアメリカにおいて、経済権力が制度、政治、政策に及ぼす力について、理論的かつ実証的に明らかにする。

著者紹介

水島 朝穂 (ミズシマ アサホ)  
1953年、東京都府中市に生まれる。1976年、早稲田大学法学部卒業。1983年、同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。1983年、札幌商科大学助教授。1984年、札幌学院大学法学部助教授。1989年、広島大学総合科学部助教授。1996年、早稲田大学法学部教授。1997年、博士、法学(早稲田大学)取得。2004年、早稲田大学法学学術院教授。2024年3月、定年退職予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)