• 本

「人生百年時代」の困難はどこにあるか 医療、介護の現場をふまえて

出版社名 新日本出版社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-406-06762-1
4-406-06762-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 218P 19cm

商品内容

要旨

つくられた「職なし・貯金くずし・低年金」の三重苦。

目次

第1章 「人生百年時代」という政府の虚構(いのちの証言
老いることで貧しくなる国、日本)
第2章 地域・在宅・施設―いま知っておかないといけないこと(介護保険二〇年、施設は「生活の場」になっているのか
「制度の狭間」問題にみる行政不在の実態
「介護難民」の実相)
第3章 老後を自己責任にしない考え方(日本における高齢世帯の貧困とは
「おひとりさま」は生き方の問題なのか
高齢者の生き方についての一断章)

出版社・メーカーコメント

いつかは高齢により身体が動かなくなる。そんな時、どのように自分らしい生活を続けていくことができるのか。「なんとかなる」では済まされない、在宅・地域・施設において、知るべき仕組みと現状を知り、問題がなぜ起こるのか、今何を知り、いかに生きるべきかを本書は訴える。実態を具体的に検証してきた現場からの告発。

著者紹介

石田 一紀 (イシダ カズキ)  
1951年広島県生まれ。保健福祉学博士。立命館大学産業社会学部卒業、日本福祉大学大学院修了。医療ソーシャルワーカーを経て、長野大学教授、京都女子大学教授、大阪健康福祉短期大学特任教授
新井 康友 (アライ ヤストモ)  
1973年大阪府生まれ。佛教大学社会福祉学部准教授。佛教大学社会学部社会福祉学科卒業、立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。特別養護老人ホームで介護職員・生活相談員、訪問介護事業所でホームヘルパーとして勤務
矢部 広明 (ヤベ ヒロアキ)  
1938年東京都生まれ。全国老人福祉問題研究会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)