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北海道犬旅サバイバル

出版社名 みすず書房
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-622-09653-5
4-622-09653-6
税込価格 2,640円
頁数・縦 247P 20cm

商品内容

要旨

この旅で50歳を迎えたサバイバル登山家が、現金もクレジットカードも持たず、愛犬ナツを連れて、宗谷岬から襟裳岬まで、晩秋の北海道南北分水嶺700kmをまる2か月かけて歩き通した。背負っている食料は米と調味料だけ。河原で野営し、おかずは鹿を撃って食いつなぐ。新雪の大雪山系を越え、さらに日高山脈を南へ。著者のサバイバル経験の集大成とも言える旅のドキュメント。

目次

序章 旅立ち前
1 前半戦(宗谷丘陵
森から強制退去
街を歩く
天塩岳ヒュッテへ)
2 中盤戦(大雪山系を越えて
山小屋芽室岳へ)
3 後半戦(ナツを待つ
襟裳岬を往復する
旅の終わり)

著者紹介

服部 文祥 (ハットリ ブンショウ)  
登山家、作家。1969年横浜生まれ。94年東京都立大学フランス文学科とワンダーフォーゲル部卒。大学時代からオールラウンドに登山をはじめ、96年カラコルム・K2登頂(南南東リブ)、97年の冬から黒部横断をおこない、黒部別山や剱岳東面、薬師岳東面に初登攀ルートが数本ある。99年から食料を現地調達するサバイバル登山をはじめ、2005年からは狩猟もはじめる。現在は、生活の拠点を都会から山の廃村の古民家に移しつつ、狩猟、畑作の生活を送る。2016年『ツンドラ・サバイバル』で梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)