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宇宙最大の謎!時間の本質を物理学で知る 文系でもよくわかる

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-635-13017-2
4-635-13017-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

ビッグバンと時間の始まり。サイクリック宇宙=終わりのない宇宙。時間は伸び縮みする。物理学では時間の向きは存在しない。宇宙の終末に時間も終わるのか。意識は粒子でできている?―時間の流れの中で、同一の意識が再生する可能性。超ひも理論とループ量子重力理論が扱う時間の違い。なぜ時間は60進法なのか。物理学と哲学の時間の権威が議論すると。

目次

1章 「物理学」の時間―物理学者は時間をどう扱ってきたのか(ホーキングが撤回した「逆転する時間」
時間の流れは錯覚か―「ボルツマン脳」「世界5分前仮説」 ほか)
2章 時間の「はじまり」―それは宇宙のはじまり(時間が始まるとき
宇宙誕生から「1プランク時間」後―ミクロな宇宙が生まれた ほか)
3章 時間の「おわり」―宇宙に終わりは訪れるのか(宇宙の終わり方
明日、宇宙が終わるかもしれない ほか)
4章 時間の「道具」―時計が人々の生活を変えた(自然のサイクルで時を計る―日時計、水時計、砂時計、火時計
変わらない周期をつくり、時を計る―機械式時計 ほか)
5章 身の回りの時間―1日はいつも24時間か(体感する時間は伸び縮みする
なぜ時間だけは60進法なのか ほか)

著者紹介

松原 隆彦 (マツバラ タカヒコ)  
高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所・教授。博士(理学)。京都大学理学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。東京大学、ジョンズ・ホプキンス大学、名古屋大学などを経て現職。主な研究分野は宇宙論。日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)