• 本

藤井聡太は、こう考える

出版社名 PHP研究所
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-569-85518-9
4-569-85518-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 206P 19cm

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要旨

2023年10月11日、プロ棋士の藤井聡太氏は第71期王座戦第4局に挑み、永瀬拓矢王座に3勝1敗で勝利し、史上初の「八冠」制覇を成し遂げた。2016年に14歳で史上最年少プロデビューを果たし、以降前人未到の記録を積み重ねる藤井八冠は、AIを活用しながらも、どのようなヒューマン・スキルを発揮しているのか。本書では、藤井八冠の「強さ」の秘密――構想力、集中力、平常心、探究心といったスキル・メンタルについて、2012年からの師匠である杉本昌隆八段がつぶさに解説する。将棋の対局でもっとも重要となるスキルの一つである「構想力」について著者は、藤井八冠の構想力は「勝つ」ことだけでなく、「最善手を追求する」「いい将棋を指す」ことを目的としたものであると指摘している。著者は1968年生まれ。1980年に(故)板谷進九段の門下となる。2002年5月、第20回朝日オープン将棋選手権準優勝。2019年2月22日八段。2008年、「NHK将棋講座」の講師を務める。また杉本昌隆将棋研究室を主宰し、後進の育成にも力を注ぐ。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年12月22日]

商品内容

要旨

集中力、構想力、平常心、探究心…師匠が初めて明かす藤井流「心の整え方」「頭の使い方」。谷川浩司十七世名人との対談を収録。圧倒的強さの秘密に迫る!

目次

序章 純粋さの勝利―なぜ名人位を獲れたのか
第1章 構想力―最善手を最速で見抜く
第2章 集中力―好きなことに取り組む
第3章 平常心―プレッシャー、緊張を楽しむ
第4章 探究心―将棋そのものを理解したいと願う
第5章 才能とは、努力を続けられること
第6章 羽生善治九段から学んだこと
対談 温故知新―谷川浩司十七世名人×杉本昌隆

出版社・メーカーコメント

集中力、決断力、構想力、読む力……天才はいかにして考え、神の一手を導き出しているのかを、藤井聡太の師匠が明らかにする一冊。

著者紹介

杉本 昌隆 (スギモト マサタカ)  
1968年11月生まれ、愛知県名古屋市出身。1980年6級で(故)板谷進九段門下。1990年10月1日四段。2002年5月、第20回朝日オープン将棋選手権準優勝。2019年2月22日八段。第77期順位戦を9勝1敗とし、史上4位の年長記録となる50歳でのB級2組昇級を果たす。2008年、「NHK将棋講座」の講師を務める。本格派振り飛車党で、特に相振り飛車については棋界きっての研究家として知られている。地元の東海研修会では幹事、また杉本昌隆将棋研究室を主宰し、後進の育成にも力を注ぐ。藤井聡太の師匠として知られる。将棋の戦術書の著作は20冊以上になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)