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本土決戦と外国人強制労働 長野県で働かされた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜

出版社名 高文研
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-87498-859-6
4-87498-859-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 196P 21cm

商品内容

要旨

長野県で働かされた朝鮮人・中国人・連合国軍捕虜。

目次

序 アジア太平洋戦争と外国人強制労働
1 長野県における強制連行・強制労働
2 強制労働の現場と実態―東北信地方(日本焼結工場(中国人・朝鮮人)―鉄不足を補うため、黒姫山麓の酸化鉄を含む赤土を掘削
松代大本営地下壕(朝鮮人)―本土決戦に向け、大本営の移転先を構築
長野飛行場(朝鮮人)―松代への大本営移転に伴う飛行場の誘導路拡張工事
須坂通信(送信)施設用地下壕(朝鮮人)―松代大本営の移転に伴い送信施設用地下壕を掘削
上田地下飛行機工場(朝鮮人)―三菱重工業の戦闘機工場の疎開先として地下壕を掘削)
3 強制労働の現場と実態―中信地方(陸軍松本飛行場(朝鮮人)―本土決戦に備えた陸軍飛行場建設
松本地下飛行機工場(朝鮮人・中国人)―三菱重工業名古屋航空機製作所の疎開先になる地下・半地下工場建設
昭和電工大町工場(朝鮮人)―軍用機材料となるアルミニウムの製造作業
木曽の発電所(朝鮮人・中国人)―木曽地域の三浦貯水地堰堤工事と二つの発電所建設工事)
4 強制労働の現場と実態―南信地方(諏訪鉄山(朝鮮人・連合国軍補虜)―鉄不足を補うため蓼科高原一帯での褐鉄鉱の採掘
平岡ダム(朝鮮人・連合国軍補虜・中国人)―天竜川での発電用ダム建設工事
飯島発電所(朝鮮人)―遠山川流域での発電所工事と隧道工事)

著者紹介

山田 朗 (ヤマダ アキラ)  
1956年生まれ。明治大学文学部教授(日本近現代軍事史)、明治大学平和教育登戸研究所資料館館長。歴史教育者協議会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)