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ユング心理学と錬金術 個性化の錬金術的イメージを探る

出版社名 青土社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-7917-7589-7
4-7917-7589-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 179,5P 19cm

商品内容

要旨

中世の錬金術を心理学の観点から読み解いたユング最後の著作『結合の神秘』。中世の錬金術の書物『哲学者の薔薇園』と『結合の神秘』の冒頭を、ユング研究の第一人者である分析家が独自の観点から読み解き、難解なユング思想の核心に迫る。図版多数。

目次

1 ユングの『結合の神秘』へのイントロダクション(質疑)
2 『薔薇園』の絵の心理学的解釈(マンダラの泉
対立物の出現
行為のために脱ぐ
浴槽への降下
合一、神秘の顕現
墓の中で
魂と体の分離
雲から滴るギデオンの露の雫
魂と体の再合一
合一した永遠の体の復活)

著者紹介

エディンジャー,エドワード (エディンジャー,エドワード)   Edinger,Edward F.
1922年生まれ、1998年没。インディアナ大学とイェール医科大学で学び、精神科医となった後、ユング派分析家となる。ニューヨーク・ユング研究所の創立メンバーの一人として、また、ニューヨーク・ユング・トレーニング・センター所長としても活躍した。その後、ロスアンジェルスで開業すると同時にC・G・ユング研究所で講義を行い、アメリカにおいてユング派の理論家として指導的な存在であった
岸本 寛史 (キシモト ノリフミ)  
1991年京都大学医学部卒業。2004年富山大学保健管理センター助教授。2007年京都大学医学部附属病院准教授。現在、静岡県立総合病院緩和医療科部長
山 愛美 (ヤマ メグミ)  
1987年京都大学大学院教育学研究科博士課程学修認定退学、博士(教育学)、臨床心理士。2001年成安造形大学造形学部教授。現在、京都先端科学大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)