• 本

おあとがよろしいようで

出版社名 幻冬舎
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-344-04171-4
4-344-04171-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

要旨

大学進学を機に群馬から上京したばかりの門田暖平は一人、新品のこたつを亀の甲羅のように背負い佇んでいた。配送料が払えず自力で下宿に持ち帰ろうと思ったが、帰宅ラッシュで電車に乗り込むことができない…。途方に暮れる暖平の前に、一台のバンが止まる。乗っていたのは、入学式の日、構内で落語を演っていた落語研究会の部長・忽那碧だった。落研に誘われるが、金もなく、コミュニケーションにも自信がなく、四年間バイト中心で過ごすつもりだと語る暖平。だが、「必要なのは扇子一本。あとは座布団さえあればどこでもできる」という碧の言葉に背中を押され、暖平の人生が大きく動き出す―。

出版社・メーカーコメント

人は皆、出会ったものでできている。金も夢も友もない上京したての大学生・暖平。ひょんなことから落語研究会に入ることになり、“背負亭(しょいてい)こたつ”として高座に立つ羽目に!?累計100万部突破の名手がおくる、新しい自分に出会える人生応援小説。あらすじ大学進学を機に群馬から上京したばかりの門田暖平は一人、新品のこたつを亀の甲羅のように背負い佇んでいた。配送料が払えず自力で下宿に持ち帰ろうと思ったが、帰宅ラッシュで電車に乗り込むことができない……。途方にくれる暖平の前に、一台のワゴンが停まる。乗っていたのは、入学式当日、構内で落語を演っていた落語研究会の部長・忽那碧だった。落研に誘われるが、金もなく、コミュニケーションにも自信がなく、四年間バイト生活をして過ごすつもりだと語る暖平。「必要なのは扇子一本。あとは座布団さえあればどこでもできる」という碧の言葉に背中を押され、暖平の人生が大きく動き出すーー。・「面白さ」「上手さ」は一つじゃない・明日が来るのが楽しみになるくらい準備する・徹底的に同じ型を踏襲し、初めて個性は爆発する・追い詰められてはじめて、人は真価を発揮する・どんな時も楽しむ。自分がやりたいことをやる

著者紹介

喜多川 泰 (キタガワ ヤスシ)  
1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。「喜多川ワールド」と呼ばれる独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層の読者に愛され、その影響力は国内に止まらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナム・タイでも翻訳・出版されている。執筆活動だけではなく全国各地で講演やセミナーも開催。出会った人の人生を変える講師として人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)