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君を恋ふらん 源氏物語アンソロジー

角川文庫 時−さ86−12

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-04-113877-9
4-04-113877-9
税込価格 814円
頁数・縦 280P 15cm

商品内容

要旨

源氏の君の養女はお転婆娘だった(「やんちゃ姫 玉かつらの巻」田辺聖子)。放浪の僧侶が秘めた煩悩とは(「髪」瀬戸内寂聴)。和泉式部の奔放な恋を描く(「桜子日記」永井路子)。皇女にいやがらせをするのは誰?(「朝顔斎王」森谷明子)。高名な巫女が召したのは、醜い少女だった(「照日の鏡―葵上」澤田瞳子)。権力闘争と女房たちの創作の源を描く(「栄花と影と」永井紗耶子)。歴史小説の名手たちが織りなす、美麗なるアンソロジー。

出版社・メーカーコメント

2024年の大河ドラマは紫式部! 華やかな世界を描くアンソロジー権力者たちの陰謀と美しい男女の情愛が複雑に絡み合う平安時代。1000年の時を経て人々を魅了し続ける『源氏物語』の世界を、歴史小説の名手たちが巧みな筆で浮き彫りにした。澤田瞳子、永井紗耶子ほか。

著者紹介

末國 善己 (スエクニ ヨシミ)  
1968年、広島県生まれ。文芸評論家。明治大学卒、専修大学大学院博士後期課程単位取得中退。時代小説・探偵小説のアンソロジーを多数編む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)