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数の生い立ち・図形のふしぎ

中公文庫 や73−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-12-207435-4
4-12-207435-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 355P 16cm

商品内容

要旨

人間が数を数えられるようになった時代から、整数の計算の規則を考え出し、負の数、分数、小数、無理数、複素数を考えるにいたるまでの歴史をたどる「数の生い立ち」。多数の図版やエピソードを交え、図形の性質をわかりやすく説明する「図形のふしぎ」。よく知られている数学の規則が、なぜそう定められたのかを平易に解説する2冊を合本。

目次

数の生い立ち(数のはじめ
数字のはじめ
位取り
自然数のたし算とかけ算
自然数のひき算とわり算
自然数の性質
零と負の数
分数
小数
無理数
複素数)
図形のふしぎ(縄張り師
ターレスの考えたこと
平行線―平面の上でどこまで延しても交わらない二直線
ピタゴラスの考えたこと)

著者紹介

矢野 健太郎 (ヤノ ケンタロウ)  
1912年、東京生まれ。東京帝国大学理学部数学科卒業。パリ大学留学ののち、東京大学助教授、プリンストン高等研究所所員、東京工業大学教授などを歴任。専門は微分幾何学。数学者として国際的に活躍したほか、啓蒙書や受験参考書の著者として、「ヤノケン」の名で親しまれた。83年に勲二等瑞宝章を受章。93年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)