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エッセンシャルワーカー 社会に不可欠な仕事なのに、なぜ安く使われるのか

出版社名 旬報社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-8451-1849-6
4-8451-1849-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 392P 21cm

商品内容

要旨

教員、スーパー従業員、看護師、介護士、ドライバー、ごみ収集作業員…“本物の仕事”なのに、なぜ低待遇のままなのか?頭でっかちで手足をやせ細らせた日本社会をアップデートするために。

目次

序章 知られていないエッセンシャルワーカーの働き方
第1部 スーパーマーケット、外食チェーンの現場 フルタイムとパートタイムの処遇格差―ドイツとの比較
第2部 自治体相談支援、保育園、学校、ごみ収集の今 予算削減で進む公共サービスの非正規化
第3部 病院、介護の現場はどうなっているのか 女性が中心に担うケアサービスの過酷さ
第4部 運送、建設工事、アニメーション制作のリアル 仕事を請け負う個人事業主の条件悪化
第5部 働き方はなぜ悪化したのか そのメカニズムと改革の展望

著者紹介

田中 洋子 (タナカ ヨウコ)  
筑波大学人文社会系教授。東京大学大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。東京大学経済学部助手、筑波大学社会科学系専任講師、准教授を経て2008年より現職。ベルリン・フンボルト大学国際労働史研究所フェロー(2015‐16年)、ハーバード・イェンチン研究所招聘研究員(2017‐2018年)。専門はドイツ社会経済史、日独労働・社会政策。主な著書は『ドイツ企業社会の形成と変容―クルップ社における労働・生活・統治』(ミネルヴァ書房社会政策学会奨励賞、冲永賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)