消えた核科学者 北朝鮮の核開発と拉致
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2023年11月 |
ISBNコード |
978-4-00-061618-8
(4-00-061618-8) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 213P 19cm |
商品内容
要旨 |
一九七二年、原子力施設が集まる茨城県東海村から、忽然と姿を消した一人の男。捜査に訪れた勝田署の刑事は、「北に持っていかれたな」と呟いた。男の名は「竹村達也」、日本の原子力開発の拠点、動燃のプルトニウム製造係長だった。四〇年後の二〇一三年、突如、警察庁の“拉致の可能性を排除できない事案に係る方々”にその名が載る。茨城県警はじめ公安部長、警察長官経験者、動燃幹部、誰もが「何も知らない」と言う不可解な捜査過程。「北」とは北朝鮮なのか?核科学者は、どこに消えたのか? |
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目次 |
はじめに 北朝鮮はなぜ日本人を拉致したのか |
出版社・メーカーコメント
一九七二年、茨城県東海村から忽然と消えた男。捜査に訪れた刑事は「北に持っていかれたな」と言った。男は日本の原子力開発の拠点、動燃のプルトニウム製造係長だった。四〇年後、突如警察の北朝鮮拉致関係リストにその名が載る。謎に包まれた失踪の経緯、不可解な捜査過程、核科学者はどこに消えたのか?