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もうひとつの「食料危機」を回避する選択 「海」と「魚食」の守人との対話から

筑波書房ブックレット 暮らしのなかの食と農 70

出版社名 筑波書房
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-8119-0665-2
4-8119-0665-9
税込価格 990円
頁数・縦 71P 21cm

商品内容

目次

序章 漁業の「成長産業化」を唱道する者たちへの問い―大資本の資源管理型漁業に未来はあるか
1 宮城県石巻市 佐藤清吾さんと漁業法改定の問題点を探る
2 福岡県宗像市 権田幸祐さんと沿岸漁業の「いま」に迫る
3 若手漁師の「ホンネ」を聴く 福岡県宗像市宗像漁協鐘崎本所・権田幸祐さん
4 宮城県南三陸町 後藤清広さんと「共同体管理型漁業」の真価を考える
5 三重県鳥羽市 永富洋一さんと「買いたたき」「共販つぶし」に怒る
6 元水産庁水産資源管理室長・佐藤力生さんと「沿岸漁業の未来」を考える
終章にかえて 漁業権?漁業法改定?「?」だらけの同行取材 やっぱり「海」でも「3だけ主義」

著者紹介

鈴木 宣弘 (スズキ ノブヒロ)  
1958年三重県生まれ。1982年東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学教授を経て、2006年より東京大学教授。1998〜2010年(夏季)米国コーネル大学客員教授。2006〜2014年学術会議連携会員。一般財団法人「食料安全保障推進財団」理事長
山田 衛 (ヤマダ マモル)  
1961年静岡県生まれ。成蹊大学文学部文化学科(現・現代社会学科)卒業。生活クラブ生協埼玉(埼玉県さいたま市)入職。1994年から生活クラブ連合会(東京都新宿区)へ。同連合会が情報の共同購入の一環として発行する月刊『生活と自治』編集室勤務。同紙編集担当から編集長、編集室長を経て、現在は生活クラブホームページに掲載中の「生活クラブオリジナルレポート」の企画執筆を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)