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余生の文学

平凡社ライブラリー 957

出版社名 平凡社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-582-76957-9
4-582-76957-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 246P 16cm

商品内容

要旨

「言葉の他に人間の精神を全面的に動かし得るものはない」―。古今東西の文芸への深い造詣を持つ著者が、作品を自在に渉猟しつつ綴る、至福の文学論、文章論、そして人生論。「我々は若くなる為にも年を取る他ない」という名フレーズを含み、吉田健一のエッセイ中随一の人気を誇る名篇にして表題作「余生の文学」ほか、書物への愛情あふれる随想集。

目次

批評と文芸時評
文章論
諷刺と笑い
書評に就て
日本文学と世界文学
時評(1〜9)
文学は道楽か
言葉
批評
近代と頽廃
余生の文学

出版社・メーカーコメント

古今東西の文芸に通暁した著者が、作品を自在に引用しつつ綴る文学論、文章論、そして人生論。書物と読書への愛情あふれる随想集

著者紹介

吉田 健一 (ヨシダ ケンイチ)  
1912年、東京生まれ。ケンブリッジ大学で学び、帰国後、翻訳家、文芸評論家、さらに小説家として健筆をふるう。『シェイクスピア』『瓦礫の中』で読売文学賞、『日本について』で新潮社文学賞、『ヨオロッパの世紀末』で野間文芸賞を受賞。77年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)