君と過ごした、さよならの季節
ことのは文庫
出版社名 | マイクロマガジン社 |
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出版年月 | 2023年11月 |
ISBNコード |
978-4-86716-492-1
(4-86716-492-5) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 287P 15cm |
NetGalley 会員レビュー
おすすめ度 頑張ったことは必ず大切な人の力になる、そう思わせてくれる素敵なお話でした。瑛太が野球から逃げた先の図書館で出会った不思議な少女、栞里ちゃん。本好きな彼女とあって過ごす穏やかな時間は瑛太くんにとって癒しの時間だったと思います。試合のシーンはみんなで勝ちたいんだ、という熱気が伝わってきて感動でした。透明な炭酸水のような淡くはじける恋と泡の命の儚さ。それもまた美しいと思える爽やかな青春小説。栞里ちゃんは瑛太くんと出会えて、本当に幸せだったんじゃないかな。
おすすめ度 涙するくらい切なくなるのに、読み終わったあとの心がとても温かく晴れやかな気持ちになりました。この出会いと不思議な体験は偶然じゃなく必然だったと思えるくらい、お互いの運命を前へと動かす力にすてきな奇跡を見せてもらいました。恋だけではなく仲間や家族に支えられ挫折や恐怖心を乗り越えていく姿は、『挑戦する事を恐れないで!』と読者への応援メッセージのようです。
おすすめ度 あることがきっかけで野球が出来なくなった瑛太と、図書館で出会った不思議な雰囲気の栞里の2人のお話。『誰かのために頑張る』ということがキラキラと輝いて見えます!栞里と関わっていくにつれ、野球から逃げ出していた瑛太が、少しずつ向き合おうとしていく姿や心境の変化がとても美しい!今までは逃げてばかりだった瑛太が、栞里に見せるためにと、どんなことにも挫けずに努力する姿に思わず応援したくなります。だからこそ、栞里が言ったセリフの「絶対後ろはふりむかないで」という言葉はとても印象深い。2人がお互いに与えた影響が綺麗と思えるそんな物語でした。素敵な作品をありがとうございました! 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
商品内容
要旨 |
「君は誰?」―高1の夏、ある出来事がきっかけで大好きだった野球から遠ざかり、学校にも野球部にも居場所がない柚原瑛太は、偶然立ち寄った図書館で真宮栞里と出会う。初めて会ったのになぜか懐かしい気持ちになった瑛太は、栞里のことが気になり、本が好きだという彼女と一緒に図書館で本を読むことになる。それは居場所を失った瑛太にとって優しく穏やかで心地の良い時間となる。だが、ある日それは突然の終わりを迎えてしまう―。野球ができなくなった少年と不思議な雰囲気を纏う少女が織りなす、図書館から始まる感動の青春物語。 |
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出版社・メーカーコメント
野球ができなくなった少年と不思議な雰囲気を纏う少女が織りなす、図書館から始まる奇跡の物語!水瀬さら先生ファン必読の感動小説!