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思い出の屑籠

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-12-005708-3
4-12-005708-9
税込価格 1,430円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

人生の終着駅で思い起こす、幼い頃の幸福。お待たせしました、百歳の最新刊!

目次

モダンガールが来たァ
サンタクロースはいなかった
ばあやの鼻
嘘について
全生涯で一番の幸福
なんでこうすぐに涙が出るのか!
お遊戯会
イロハのハッチャン
そしてばあやはいなくなった
安モンはおいしい
ハナはんのハナ
長男なのに名は八郎
はじめての敵意
海の色

出版社・メーカーコメント

著者が生まれてから小学校時代まで、両親、姉、時折姿を現す4人の異母兄、乳母、お手伝い、書生や居候、という大家族に囲まれた、甲子園に近い兵庫・西畑の時代を、思い出すままに綴る。『血脈』など、著者の自伝的作品では触れられることのなかった秘蔵のエピソードが満載。幼い「アイちゃん」目線で、“人生で最も幸福だった時代”の暮らしぶり、人間模様を活写する。

著者紹介

佐藤 愛子 (サトウ アイコ)  
1923年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。69年『戦いすんで日が暮れて』で第六十一回直木賞、79年『幸福の絵』で第十八回女流文学賞、2000年『血脈』の完成により第四十八回菊池寛賞、15年『晩鐘』で第二十五回紫式部文学賞を受賞。17年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)