• 本

古書の来歴

創元推理文庫 Mフ41−1

出版社名 東京創元社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-488-21607-8
4-488-21607-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 587P 15cm

商品内容

要旨

伝説の古書『サラエボ・ハガダー』が発見された―その電話が、数世紀を遡る謎解きの始まりだった。この本は焚書や戦火の時代を経ながら、誰に読まれ、守られ、現代まで生き延びてきたのか?古書鑑定家のハンナは、ページに挟まった蝶の羽からその旅路をひも解いてゆく。―科学調査に基づく謎解きの妙と、哀惜に満ちた人間ドラマが絡み合う、第2回翻訳ミステリー大賞受賞作!

出版社・メーカーコメント

伝説の古書『サラエボ・ハガダー』が発見された−−深夜のその電話が、数世紀をさかのぼる謎解きの始まりだった。この本は焚書や戦争の時代に置かれながら、誰に読まれ、守られ、現在まで生き延びてきたのか? 古書鑑定家のハンナは、ページに挟まった蝶の羽、羊皮紙に染み込んだワインの一滴から、その来歴をひも解いていく−−科学捜査に基づく謎解きの妙と、哀惜に満ちた人間ドラマが絡み合う、第2回翻訳ミステリー大賞受賞作!

著者紹介

ブルックス,ジェラルディン (ブルックス,ジェラルディン)   Brooks,Geraldine
1955年、オーストラリアに生まれる。シドニー大学卒業後、シドニー・モーニング・ヘラルド紙にて3年間記者として活動したのち、奨学金を得てコロンビア大学に留学。以降、ウォールストリート・ジャーナル紙でボスニア、ソマリア、中東地域の特派員として活躍し、その取材経験をもとにノンフィクションを執筆した。2001年、『灰色の季節をこえて』を発表し小説家デビュー。05年発表の『マーチ家の父―もうひとつの若草物語』でピューリッツァー賞のフィクション部門を受賞した。08年に発表した『古書の来歴』は20ヵ国語以上に翻訳されるベストセラーとなっており、22年発表のHorseではアニスフィールド・ウルフ図書賞を受賞している
森嶋 マリ (モリシマ マリ)  
東京都生まれ、武蔵野美術大学短期大学部デザイン学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)