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コルチャク ゲットー日記

出版社名 みすず書房
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-622-09660-3
4-622-09660-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 203P 20cm

商品内容

要旨

「子どもの権利」を訴えた教育者、医師、作家であり、1912年から孤児院「ドム・シェロト」の院長として独創的な教育実践を次々に編み出したヤヌシュ・コルチャクは、ナチ・ドイツ占領下でもワルシャワ・ゲットーで孤児院の運営を続け、200名近くの子どもと共に日々を生きた。本書はその最後の三か月、1942年5月から8月4日に刻まれた日記である。

目次

日記 一九四二年五月‐八月四日

著者紹介

コルチャク,ヤヌシュ (コルチャク,ヤヌシュ)   Korczak,Janusz
本名Henryk Goldszmit。1878年もしくは79年、ポーランド、ワルシャワのユダヤ人の家庭に生まれる。ロシア帝政下のワルシャワ帝国大学で医学を学び医師免許を取得、1905年からベルソン=バウマン記念小児科病院で医師として勤務。1912年から孤児院「ドム・シェロト」の院長として独創的な教育実践を次々に編み出した。学生時代から執筆活動にも取り組み、1900年から「ヤヌシュ・コルチャク」の筆名を用いた。ナチ・ドイツ占領下もワルシャワ・ゲットーで孤児院の運営を続けたが、1942年8月、ゲットー一掃作戦の最中にドム・シェロトの子ども約200人らとともにトレブリンカ絶滅収容所行きの列車に乗り、そのまま帰らぬ人となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)