• 本

運用設計のセオリー インフラから業務まで全整理

出版社名 リックテレコム
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-86594-370-2
4-86594-370-6
税込価格 3,960円
頁数・縦 519P 21cm

商品内容

要旨

本書では「システム運用」「運用設計」の全体像を捉えたうえで、構成要素ひとつひとつの設計内容を明示します。スケジューリング、バックアップ、バッチ運用、障害対応、セキュリティ保全、システム統制、ドキュメント管理等々、ITシステムのあらゆるオペレーションタスクを網羅し、豊富な図表を交えて体系的に整理しました。今日の企業にとってシステム運用設計は、業務設計とも不可分であり、ITシステムの価値実現プロセスをデザインする活動だと言えます。本書を通じて、運用設計と運用開始後を、切れ目なく連続させましょう。

目次

第1章 ITシステムの運用と設計
第2章 運用設計全体の流れ
第3章 設計前の考慮ポイント
第4章 全体運用
第5章 業務運用
第6章 インフラ運用
第7章 セキュリティ運用
第8章 統制運用
第9章 維持管理者の教育方法
第10章 運用のよくある課題と対応

著者紹介

小出 淳平 (コイデ ジュンペイ)  
2002年、野村総合研究所に入社。上流工程のシステム構想、要件定義から設計、構築、テストから維持管理まで幅広く担当。運用設計が不十分なままシステムの維持管理の経験をしたことがあり、上流工程からしっかりと維持管理を意識した運用設計をすることの大事さを経験している。オンプレの物理サーバ、VMwareでのシステム経験も、AWSやGCPを活用したシステム経験もあるため、オンプレとパブリッククラウドの運用ポイントの差を把握
平岡 達也 (ヒラオカ タツヤ)  
2008年、野村総合研究所に入社。金融業界のお客様向けのシステムの設計構築プロジェクト、維持管理運用に従事。「プラットフォームの設計/提供者の立場と利用者の立場」、「統制運用を実装する立場と監査される立場」など、経験を伴う様々な立場に対する知識を持ち、設計からオペレーション・障害対応までこなせることに強みを持つ。情報処理技術者試験やAWS、Google CloudなどIT系資格の取得を趣味とし多数取得
石川 圭祐 (イシカワ ケイスケ)  
2009年、野村総合研究所に入社。基盤エンジニアとして要件定義から維持管理までの全工程を幅広く担当。製造業向けマルチクラウドのサービス運営を5年間担当し、その中でオンプレ・パブリッククラウド上でのシステム導入・運用改善を数多く実施したことで、教科書的な運用だけでなく現場の実運用も熟知
田中 健介 (タナカ ケンスケ)  
2006年、野村総合研究所に入社。基盤エンジニアとして複数業界(金融、通信、運輸、など)のシステム基盤構築および維持管理に従事。上流工程から構築まで一通り担当したシステムを自分で維持管理するまで一貫して対応経験があり、設計段階で維持管理を意識してどのような検討をすれば良いのか、その結果維持管理フェーズでどういったメリット/デメリットがあるのかを実体験として語ることができる
西尾 有平 (ニシオ ユウヘイ)  
2004年、野村総合研究所に入社。ネットワークエンジニアとしてデータセンターLAN、大規模WANの設計・構築・運用に従事。その後、パブリッククラウド関連のビジネス強化に携わった後、現在はインフラ全般を担当するシステムアーキテクトとして活動し、お客様のパブリッククラウドにおけるシステム設計・構築とプロジェクト運営を得意としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)