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貧乏ピッツァ

新潮新書 1018

出版社名 新潮社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-10-611018-4
4-10-611018-0
税込価格 902円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない―。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麺まで貴賎なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。

目次

第1章 「貧乏」が私のかくし味(私の貧乏メシ
貧乏ピッツァ
パンに挟んで食べれば世界は平和
温厚で寛容な「悪魔」)
第2章 やっぱりイタリアは美味しい(イタリア式長生きの秘訣
最高の創造物―プリニウスも夢中だったもの
真夏の菜園―イタリア人の血はトマトで出来ている
夏はメロンで乗り切るイタリア
栗―文明を支えるスーパー・フード
豆のエゴイズム
ファースト・フードとスロー・フード)
第3章 素晴らしき日本の食文化(地下の天国
世界一美味しい日本の牛乳
素麺、シンプルななりをした手強いやつ)
第4章 世界を食べる(世界の朝メシ
啜り喰ってこそ、醍醐味
鍋は食べる温泉である
たかが飴玉、されど飴玉
世界では酒を飲んだあとに何を食べるのか
スパークル飲料は人生賛歌
世界の「おふくろの味」)
第5章 忘れがたき思い出メシ(お節料理か、豚足か
思い出のアップルパイ
「出前」のありがたさについて考える
味覚の自由を謳歌する)

出版社・メーカーコメント

17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない−−。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麺まで貴賤なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。

著者紹介

ヤマザキ マリ (ヤマザキ マリ)  
1967年生まれ。漫画家・文筆家・画家。17歳でフィレンツェに留学。97年、漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)