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ウサギのソロモン、へんしんする

出版社名 徳間書店
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-19-865726-0
4-19-865726-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 〔32P〕 28cm

商品内容

要旨

ある日、ウサギのソロモンは、さびたクギにへんしんできるようになりました。もとにもどるには、「ぼくはクギじゃない。ウサギだ」とおもうだけでいいのです。ところがあるとき、ソロモンはおかの上で、悪いネコに、ナイフをつきつけられました。すきをねらって、クギにへんしんして、にげたつもりが、へんしんするところをみつかって、クギのまま、ネコのいえにつれていかれてしまいました。ウサギにもどったら、シチューにされて、たべられてしまうとしったソロモンは…?『ロバのシルベスターとまほうの小石』の大人気絵本作家ウィリアム・スタイグによる傑作絵本。5さい〜

出版社・メーカーコメント

ウサギの男の子ソロモンは、ふつうのウサギですが、ひとつだけとくべつなところがありました。いつでも好きなときに、さびたクギに変身できるのです。鼻をかきながら、つま先をもぞもぞ動かせば、ソロモンはクギになります。そして、「ぼくは、クギじゃない。ウサギだ」と思うと、ウサギの姿にもどることができました。ある日、悪いネコにナイフをつきつけられたソロモンは、クギに変身して、逃げましたが、変身したところをネコに見られてしまい、クギの姿のまま、つかまってしまいました。ソロモンは、逃げることができるでしょうか?人気絵本作家スタイグの、ドキドキの展開にクギづけになる絵本です。夏休みのある日、丘の上でめずらしいチョウを追いかけていたソロモンは、おそろしいネコに出会い、クギの姿のまま捕らえられてしまいます。ウサギの姿にもどると、シチューにされてしまうと知ったソロモンは…? 大人気絵本『ロバのシルベスターとまほうの小石』のウィリアム・スタイグによる、ゆかいで楽しい絵本。

著者紹介

スタイグ,ウィリアム (スタイグ,ウィリアム)   Steig,William
1907年米国ニューヨーク市生まれ。漫画家、イラストレーター、絵本作家。1930年にニューヨーカー誌で仕事をはじめ、それ以来、スタイグのイラストレーションは大人気に。子ども向けの最初の絵本は、1968年の『ぶたのめいかしゅローランド』。1970年に『ロバのシルベスターとまほうの小石』でコールデコット賞を受賞。ほかにコールデコット賞オナー賞の『ドミニック』『ぬすまれた宝物』『ものいうほね』、ナショナルブック賞の『ねずみとくじら』、ニューベリー賞オナー賞の児童文学『アベルの島』『歯いしゃのチュー先生』(以上評論社)などがある。2003年ボストンにて逝去
さくま ゆみこ (サクマ ユミコ)  
作間由美子。東京生まれ。出版社勤務、教職などを経て、フリーの翻訳者・編集者に。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表、JBBY理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)