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遺跡発掘師は笑わない 〔18〕

キリストの土偶

角川文庫 く35−18

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-04-114294-3
4-04-114294-6
税込価格 792円
頁数・縦 365P 15cm
シリーズ名 遺跡発掘師は笑わない

商品内容

要旨

青森県新郷村の縄文遺跡で、天才発掘師・無量たちは国宝級の赤い大型土偶を発見。だが作業員のいろはは「早く埋め戻さないと人が大勢死ぬ!」と慄く。死んだ祖父がイタコの口寄せで予言したというのだ。さらに謎の古文書・奥戸来文書に傾倒する手倉森は「きりすと土偶はやはり存在した!」と異様な興奮を見せる。そこに「その古文書の真偽を暴いてやる」と、無量の父・藤枝教授まで現れて―!?大人気発掘ミステリ、青森編!

出版社・メーカーコメント

師匠の鍛冶に誘われて青森県の新郷村にある発掘現場を見学に行った天才発掘師・無量たち。東戸来遺跡と名付けられたその縄文遺跡の環状列石の下から、国宝級の赤い大型土偶が掘り出された。だがそれを見た瞬間、現場作業員のいろはが「すぐに埋め戻して! じゃないとひとが大勢死ぬ!」と叫ぶ。なんと死んだ祖父がイタコの口寄せで予言したというのだ。さらにベテラン作業員の手倉森も「きりすと土偶はやはり存在した、奥戸来文書は正しかった!」と異様な興奮を見せて……。一方、仙台のシンポジウムに出席していた忍は、偶然無量の父・藤枝教授と再会する。無量とは犬猿の仲のはずなのに、なぜか藤枝は忍と一緒に青森に行くと言い出して……!?

著者紹介

桑原 水菜 (クワバラ ミズナ)  
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計683万部を超える大ヒットとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)