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妖説忠臣蔵

春陽文庫 や4−4

出版社名 春陽堂書店
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-394-90469-4
4-394-90469-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 443P 15cm

商品内容

要旨

誰もが知る「忠臣蔵」を、奇譚の名手・山田風太郎が読み解いた!深夜、謎の黒頭巾達に拉致される吉良上野介。目撃した娘が尾行した先には、思いがけぬ因縁劇が展開され―(「行燈浮世之介」)。「殿、御刃傷。―」突如起きた一大事を国元に伝える早駕籠が出発した。それと同時に江戸家老一派も密書を送り出した。早駕籠に先んじて赤穂に連絡を付けねばならない、場合によっては妨害してでも―(「赤穂飛脚」)。など七篇、奇想天外、そんなまさか…それでも「ひょっとしたら」と思わせる、「異説・忠臣蔵」!!

著者紹介

山田 風太郎 (ヤマダ フウタロウ)  
大正11年(1922年)、兵庫県に生まれる。父母ともに代々医者の家系で本人も東京医科大学を卒業。昭和23年(1948年)『眼中の悪魔』で第二回探偵作家クラブ賞を受賞。昭和33年(1958年)に発表した『甲賀忍法帖』を皮切りに忍法帖もので流行作家となる。伝奇小説、推理小説、時代小説など多種多様な小説を書き、戦後日本を代表する小説家の一人である。『魔界転生』『忍法帖シリーズ』では、奇想天外なアイデアを用いた作家として知られている。平成13年(2001年)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)