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多元的無知 不人気な規範の維持メカニズム

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-13-016126-8
4-13-016126-1
税込価格 6,380円
頁数・縦 213P 22cm

商品内容

目次

多元的無知とは
第1部 多元的無知を生み出す認知メカニズム(多元的無知はどのように生起するのか(研究1)
多元的無知が維持されるメカニズム(研究2))
第2部 多元的無知が生じやすい社会環境の検討(関係流動性の高さと多元的無知の関係(研究3)
居住地流動性の高さと多元的無知の関係(研究4))
第3部 ビジネスの現場を対象とした応用的研究(個人のパフォーマンスと転職行動との関連(研究5)
職場における多元的無知とその帰結(研究6)―職場間比較の視点)
第4部 不人気な規範が解消されるには(本書のまとめ―多元的無知を引き起こす認知・環境要因と個人差
本書の社会的・文化的・実践的意義と展望)

著者紹介

岩谷 舟真 (イワタニ シュウマ)  
東京大学大学院人文社会系研究科助教。博士(社会心理学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了後、同大学大学院総合文化研究科特任研究員を経て、2021年4月より現職。主な論文に、「多元的無知の先行因とその帰結―個人の認知・行動的側面の実験的検討」(共著、『社会心理学研究』第31巻第2号、2015年、日本社会心理学会奨励論文賞受賞)、「多元的無知の先行因についての検討―他者の選好推測に注目して」(共著、『実験社会心理学研究』第57巻第1号、2017年、日本グループ・ダイナミックス学会優秀論文賞受賞)他
正木 郁太郎 (マサキ イクタロウ)  
東京女子大学現代教養学部専任講師。博士(社会心理学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了後、同研究員などを経て、2021年4月より現職。主な著書に、『職場における性別ダイバーシティの心理的影響』(東京大学出版会、2019年、日本社会心理学会出版特別賞受賞)他
村本 由紀子 (ムラモト ユキコ)  
東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(社会心理学)。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了後、京都大学総合人間学部、岡山大学文学部、横浜国立大学経営学部を経て、2011年10月より東京大学大学院人文社会系研究科准教授、2018年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)