母ごころ 朝日文庫時代小説アンソロジー
朝日文庫 は50−1 朝日時代小説文庫
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2023年12月 |
ISBNコード |
978-4-02-265130-3
(4-02-265130-X) |
税込価格 | 902円 |
頁数・縦 | 310P 15cm |
商品内容
要旨 |
迷子を育ててきた女髪結のおまつ。13年経ったある日、思いもよらぬ知らせが…(「鈴虫鳴く」)。亡き吾子の面影を胸にお座敷に上がる辰巳芸者のぽん太に訪れた転機とは(「なんてん」)。母として、おなごとしての生き方を、人気作家6人が書き下ろした競作時代小説アンソロジー。 |
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出版社・メーカーコメント
優しく、厳しく、ときに切ないおっ母さんの情が沁みる人気女性時代作家が織りなす母子(ははこ)をめぐる人間模様−−−迷子を育ててきた女髪結のおまつ。13年経ったある日、思いもよらぬ知らせが……(「鈴虫鳴く」)。亡き吾子の面影を胸にお座敷に上がる辰巳芸者のぽん太に訪れた転機とは(「なんてん」)。母として、おなごとしての生き方を、人気作家6人が書き下ろした競作時代小説アンソロジー。待望の書籍化!−−−中島 要「誰のおかげで」 息子は嫁の言いなり、 やりきれなさを抱える母高田在子「夢見草」 嫁入りを控えた娘の前に 現われたのは−−志川節子「つづら折り」 染めの型彫りを手がける 職人かたぎの母娘永井紗耶子「母の顔」 若き絵師が、身重の妾の 亡き母の似絵を依頼されて坂井希久子「なんてん」 粋でおきゃんな辰巳芸者が 胸に秘めた思い藤原緋沙子「鈴虫鳴く」 生さぬ仲の母子に訪れた 思いもよらぬ現実