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予言獣大図鑑

出版社名 文学通信
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-86766-026-3
4-86766-026-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 343P 21cm

商品内容

要旨

予言獣を再定義し、十二系統に分類。それぞれ名称・別名・収載資料名・所蔵機関・資料形態・予言獣出現日・図版・翻刻・現代語訳を収録。コラム・論考もあり。本邦初大図鑑。

目次

序章 「予言獣」とは何ものか?―研究史の整理と再定義
第1部 予言獣資料図鑑(「神社姫・姫魚」系―巨体に輝く宝珠と剣 海より来たる最古の予言獣
「件(クダン)」系―仍って件の如し 人面牛身の短命予言獣
「くたべ」系―地獄と浄土が併存する 霊峰に現れた黒い体の人面獣 ほか)
第2部 予言獣論(件(クダン)の予言
予言から疫病退散へ―刊行物・報道から見るアマビエの属性の変質と定着
「予言獣の探し方」メモランダム―記者のデジタル利活用の事例から
繰り返す人魚の流行)

著者紹介

長野 栄俊 (ナガノ エイシュン)  
福井県文書館職員(福井県立図書館司書を兼務)
岩間 理紀 (イワマ リキ)  
毎日新聞記者。2013年に入社し、高知、福井、福島の各支局や東京科学環境部に所属。米国のビキニ水爆実験を巡る被ばく者問題や、東京電力福島第一原発の廃炉などを取材する一方で、妖怪の記事を執筆
笹方 政紀 (ササカタ マサキ)  
東アジア恠異学会会員
峰守 ひろかず (ミネモリ ヒロカズ)  
小説家。2008年に『ほうかご百物語』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)