• 本

肉食屋敷

改版

角川ホラー文庫 こ2−20

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-04-113773-4
4-04-113773-X
税込価格 748円
頁数・縦 227P 15cm
シリーズ名 肉食屋敷

商品内容

要旨

「山の頂上にドラム缶を積んだトラックが放置されているので対処して欲しい」村民からの苦情を受けた村役場勤務の“わたし”は、現場の土地に建つ科学研究施設に向かう。異常な湿気の森に佇む、増改築を繰り返したまるで怪物のような屋敷―そこで“わたし”は建物の持ち主に、太古のDNAから復元したという地球外生命体の処分を頼まれるが…(「肉食屋敷」)。邪悪を極めた4編を収録。『玩具修理者』『人獣細工』に続く第3作品集。

出版社・メーカーコメント

ジュラシック・パークに刺激された研究者が6500万年前の地層の中にあったDNAから地球外生命体を復元してしまう「肉食屋敷」など4編を収録した、五臓六腑に染み渡る、暗黒の短編集。

著者紹介

小林 泰三 (コバヤシ ヤスミ)  
1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2012年『天国と地獄』で第43回星雲賞日本長編部門、14年『アリス殺し』で啓文堂書店文芸書大賞、17年『ウルトラマンF』で第48回星雲賞日本長編部門を受賞。著作に「メルヘン殺し」シリーズ、『人獣細工』『ΑΩ超空想科学怪奇譚』『脳髄工場』『人外サーカス』『代表取締役アイドル』『未来からの脱出』など多数。20年11月逝去。21年、第41回日本SF大賞功績賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)