100日後、きみのいない春が来る。
角川文庫 み58−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2023年12月 |
ISBNコード |
978-4-04-113880-9
(4-04-113880-9) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 301P 15cm |
商品内容
要旨 |
いつも自分を後回しにして、相手に合わせてしまう高校生の風里。大好きな絵もお母さんの一言でやめてしまったけれど、久しぶりに話した幼なじみの千冬くんは、風里の絵が好きだと言ってくれた。「一番は自分がどうしたいか、だろ」その言葉をきっかけに、自分と向き合い、封印していた千冬くんへの想いを意識する。でも実は、彼が発症したら100日後には死んでしまう難病だと知って―。ラストは号泣の青春純愛ストーリー。 |
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出版社・メーカーコメント
風里は、控えめな性格なのが悩みの高校1年生。同じクラスでひときわ目立っている千冬くんは、幼馴染で今でも同じマンションに住んでいる。昔は仲が良かったが、地味な風里とは違い、千冬くんは中学に入った頃からどんどんカッコよくなって、あっという間に手の届かない存在になってしまった。女の子といるところを見ると胸が痛くなるけれど、この気持ちには気づかないフリをしてきた。ある日、弟の付き添いで病院に行くと、千冬くんの姿を見かけた。その後、学校を休みがちの千冬くんを心配に思い、勇気を出して声をかけてみると、不可逆性体温低下症、通称「100日病」という難病を患っていると言う。彼は、発症したら100日後には低体温で死んでしまうという不治の病だった−−。大切な人のために、自分にはなにができるのか。悔いのないように一生懸命生きるとはどうすればよいのか……。風里は必死に考える。ラストは号泣必至!命と勇気の物語。