• 本

名月一夜狂言 人形佐七捕物帳ミステリ傑作選

創元推理文庫 Mよ6−1

出版社名 東京創元社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-488-47821-6
4-488-47821-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 581P 15cm

商品内容

要旨

神田・お玉が池に住む岡っ引きの佐七親分。京人形のような色男ぶりから「人形左七」と呼ばれる彼は、明晰な頭脳で難事件を解決する名探偵でもあった。羽子板のモデルになった娘が次々に殺される「羽子板娘」。月見の宴で招待客が殺され、四つの証拠品がそれぞれ別の客が犯人だと示唆する「名月一夜狂言」。ミステリ界の巨匠による人気捕物帳シリーズから17編を厳選した決定版!

出版社・メーカーコメント

神田・お玉が池に住む岡っ引きの佐七親分。京人形のような色男ぶりから「人形左七」と呼ばれる彼は、頭脳明晰で多くの事件を解決する名探偵でもあった。羽子板のモデルになった娘が次々に殺される、佐七初登場作「羽子板娘」。隠居した元大身の旗本が主催する、文人や役者と語り合う会で招待客が殺されるが、何故か手掛かりが続々と見つかる「名月一夜狂言」。恋女房のお粂、子分の辰五郎と豆六と共に活躍する、佐七の名推理を描いた15編を収録。ミステリ界の巨匠による人気捕物帳シリーズから、選りすぐりの本格ミステリを収録した決定版!

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年兵庫県生まれ。大正期より執筆活動を始める。乱歩に招かれて博文館に入社、雑誌「新青年」編集長としても活躍した。32年に退社し作家専業となる。48年『本陣殺人事件』で第1回探偵作家クラブ賞を受賞。『獄門島』『八つ墓村』『犬神家の一族』ほかの“金田一耕助”シリーズなど、数々の名作で人気を博した。81年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)