• 本

マーリ・アルメイダの七つの月 上

出版社名 河出書房新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-309-20895-4
4-309-20895-9
税込価格 2,970円
頁数・縦 281P 20cm
シリーズ名 マーリ・アルメイダの七つの月

商品内容

要旨

1990年、内戦下のスリランカ・コロンボ。戦場カメラマンにしてギャンブラー、皮肉屋で放埓なゲイであるマーリ・アルメイダは、気がつくと冥界のカウンターにいた。自分が死んだ記憶はないが、ここに来る前、内戦を終わらせるための写真を撮ったことは覚えている。写真を公表するため、彼にあたえられた猶予は7回月が昇るまで。生者と死者の入り乱れた狂乱の世界をさまよう、マーリ・アルメイダの地獄めぐりがはじまる。ブッカー賞受賞作。

著者紹介

カルナティラカ,シェハン (カルナティラカ,シェハン)   Karunatilaka,Shehan
1975年生まれ。作家。スリランカのコロンボに育ち、ニュージーランドの高校、大学を卒業後、フリーランスのコピーライターとして活動。2010年刊行の初長編作品『Chinaman:The Legend of Pradeep Mathew』が旧英国領の優れた小説に与えられるコモンウェルス賞を受賞。2022年、長編第2作である本書を刊行。ブッカー賞を受賞し、内戦下のスリランカの闇を皮肉とユーモアをもって描いた傑作として世界的に高く評価された
山北 めぐみ (ヤマキタ メグミ)  
翻訳者。東京都生まれ。大学では詩の創作を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)