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政治と政治学のあいだ 政治学者、衆議院選挙をかく闘えり

出版社名 青土社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-7917-7616-0
4-7917-7616-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

要旨

学問としての政治学と、現実の選挙活動との乖離、そして接続―。「保守・旧革新・改革」の三極構造に迫り、衆議院選挙を捨て身で闘った政治学者だけに見えた「政治家だけが知りえること」とは。

目次

第1部 一九九三年体制をめぐって(一九九三年体制と「3・2・1の法則」―政治的選択肢の健全な拮抗のために
一九九三年体制と「平成デモクラシー」―三極構造の現実と二大政党制の企図
「3・2・1の法則」と政党対立の再編成―二つの争点軸と三極構造の変容
コロナ時代の日本政治の対立軸―対立争点から合意争点への交錯と移行)
第2部 二〇二一年衆議院選挙を闘って(政治学者、衆議院選挙に飛び込む―黄昏を待ちきれなかった梟
コロナに試された日本政治―政治不信のなかのパンデミック
政治家だけが知りえること―民衆との「接触」を強いる選挙という工夫
衆議院選挙を迎え撃つ―「安倍一強」をめぐる政治対決の総決算)
第3部 未知の時代に踏み出す日本政治(「悪さ加減の選択」再考―「自分事」の判断基準
日本政治のヴィジョンをめぐって―「革新」・アイデンティティ政治・脱成長コミュニズム)

著者紹介

大井 赤亥 (オオイ アカイ)  
1980年東京都生まれ、広島市育ち。政治学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は政治思想・現代日本政治。東京大学、法政大学、昭和女子大学などで講師を務めた後、2021年10月の第49回衆議院議員選挙に広島県第2区より立候補して落選。現在、広島工業大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)