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民俗の日本史

法蔵館文庫 た6−2

出版社名 法藏館
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-8318-2658-9
4-8318-2658-8
税込価格 1,540円
頁数・縦 360P 15cm

商品内容

要旨

仏教をはじめとする外来文明が到来することで、日本の精神文化はいかに変容してきたのか。「大陸文化の受容」「神仏習合」「米作りの幻想」「近代が崩壊させた重層社会」など、文明化による恩恵だけでなく、それによってもたらされた土着側の危機をも捉えることで、文化史学の抜本的な見直しを志した野心的論考12篇を収録。土着の視点にこだわり続けた歴史学者・高取正男による、独創的な日本文化史論!

目次

1(大陸文化の受容
御霊会と志多良神 京都の歴史と民俗1
貴族の信仰生活 京都の歴史と民俗2
聖と芸能 京都の歴史と民俗3
今様の世界 京都の歴史と民俗4
神仏習合―比叡山と園城寺)
2(米作りの幻想
地域差
畿内の境域神
近代が崩壊させた重層社会
日本文化と民俗学
暮らしの中の文化財)

著者紹介

高取 正男 (タカトリ マサオ)  
1926年愛知県に生まれる。京都大学文学部史学科卒。京都女子大学教授などを務める。専門は日本文化史・民俗学。1981年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)