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御社のチャラ男

講談社文庫 い113−8

出版社名 講談社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-06-533823-0
4-06-533823-9
税込価格 869円
頁数・縦 365P 15cm

商品内容

要旨

ジョルジュ食品はオイル、ビネガーなどの商品を扱う地方の小さな会社だ。社長のコネでやってきた三芳部長は、社内でひそかにチャラ男と呼ばれている。自分には自分がないと悟る三芳と、彼のまわりの人びとが彼を語ることで見えてくる、この社会に生きる私たちの現実。すべての働くひとに贈る傑作“会社員”小説。

出版社・メーカーコメント

コロナ禍直前の2020年初頭に刊行され、各紙誌書評で絶賛された著者の“会社員”小説史上最高傑作ともいえる『御社のチャラ男』が、ついに文庫化!チャラ男って本当にどこにでもいるんです。一定の確率で必ず。すべての働くひとに贈る、新世紀最高“会社員”小説社内でひそかにチャラ男と呼ばれる三芳部長。彼のまわりの人びとが彼を語ることで見えてくる、この世界と私たちの「現実(いま)」。チャラ男はなぜ、あまねく存在するのか? 憎らしく、愛おしいのか?

著者紹介

絲山 秋子 (イトヤマ アキコ)  
1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。’03年「イッツ・オンリー・トーク」で文學界新人賞、’04年『袋小路の男』で川端康成文学賞、’05年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、’06年『沖で待つ』で芥川賞、’16年『薄情』で谷崎潤一郎賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)