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その日まで

講談社文庫 せ1−95

出版社名 講談社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-06-534396-8
4-06-534396-8
税込価格 704円
頁数・縦 203P 15cm

商品内容

要旨

ファンレターをきっかけに会うことができた三島由紀夫。電話で話すことがあった萩原健一氏、その身の上に共感を覚えた石牟礼道子氏。―人生でめぐり逢った忘れえぬ人々、愛した男たち、そして家族の記憶。99歳まで現役作家として活躍した著者が自らの老いに向き合い、「その日」をみつめて最晩年を綴った。

出版社・メーカーコメント

私は「その日」をどのように迎えるのだろう。萩原健一らめぐり逢った人々への思いを通して綴る、99歳・最後の自伝的長編エッセイ!(仮)

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。’57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、’61年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。’92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、’11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。’98年『源氏物語』現代語訳を完訳。’06年、文化勲章受章。2021年11月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)