まぼろしを織る
出版社名 | ポプラ社 |
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出版年月 | 2024年1月 |
ISBNコード |
978-4-591-17970-3
(4-591-17970-2) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 295P 19cm |
商品内容
要旨 |
母の死をきっかけに生きる意味を見いだせなくなった槐は、職も失い、川越で染織工房を営む叔母の家に居候していた。そこに、水に映る風景画が人気の女性画家・未都の転落死事件に巻き込まれ、心を閉ざしていた従兄弟の綸も同居することに。藍染めの青い糸に魅了された綸は次第に染織にのめり込んでいく。ある日、槐の前に不審な男が現れ、綸が未都の最後の言葉を知っているはずだと言う。死の謎を探りながら、槐は「なぜ生き続けなければならないのか」という問いと向き合っていく―。 |
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出版社・メーカーコメント
何者でもないわたしにも、明日はやってくる累計30万部『活版印刷三日月堂』の著者が贈る、「染織」をテーマにした感動作<Story>母の死をきっかけに生きる意味を見いだせなくなった槐は、職も失い、川越で染織工房を営む叔母の家に居候していた。そこに、水に映る風景を描いて人気の女性画家・未都の転落死事件に巻き込まれ、心を閉ざしていた従兄弟の綸も同居することに。藍染めの青い糸に魅了された綸は次第に染織にのめり込んでいく。ある日、槐の前に不審な男が現れ、綸が未都の最後の言葉を知っているはずだと言う。未都の死の謎を探りながら、槐は自分の「なぜ生き続けなければならないのか」という問いと向き合っていく−−。「生きる」というテーマにまっこうから向き合う、著者渾身の感動作!<プロフィール>ほしおさなえ作家。1964年東京都生まれ。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に。おもな著作に「活版印刷三日月堂」「菓子屋横丁月光荘」「紙屋ふじさき記念館」「言葉の園のお菓子番」などの文庫シリーズ、『金継ぎの家』『東京のぼる坂くだる坂』、児童書『お父さんのバイオリン』、「ものだま探偵団」シリーズなど。