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ブラック・ショーマンと覚醒する女たち

出版社名 光文社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-334-10182-4
4-334-10182-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 347P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ブラック・ショーマンと覚醒する女たち

    隠れ家的バーの元マジシャンマスターが主人公。シリーズ第二弾で早くもニューヒーロー定着だ。魔術のような巧みな話術でウソやナゾを解き明かし、思いもよらぬ真相をつきとめていく。高密度でキッチリと詰め込まれた珠玉の短編6作品。
    長編のみならず、東野圭吾の世界は奥深い。第一弾も文庫化されているのでおすすめ。

    (2024年3月20日)

商品内容

要旨

亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。果たして嘘をついているのはどちらなのか―。謎に包まれたバー『トラップハンド』のマスターと、彼の華麗なる魔術によって変貌を遂げていく女性たちの物語。

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。’85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞受賞。’99年『秘密」で第52回日本推理作家協会賞受賞。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、’12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、’13年『無幻花』で第26回柴田錬三郎賞、’14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、’19年に第1回野間出版文化賞、’23年に第71回菊池寛賞を受賞。海外での評価も高く、’12年に『容疑者Xの献身』がエドガー賞最優秀小説賞、’19年に『新参者』が英国推理作家協会のダガー賞の翻訳部門にノミネートされている。多彩な作品を畏年にわたり発表し、その功績により、’23年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)