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磯田道史と日本史を語ろう

文春新書 1438

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-16-661438-7
4-16-661438-X
税込価格 990円
頁数・縦 319P 18cm

商品内容

要旨

日本史を語らせたら当代一!磯田道史が各界の「達人」を招き、歴史のウラオモテを縦横に語り尽くす。最新科学で探る日本人の起源、歴史上のリーダーたちの品定め、弥生式土器を自作した少年時代を語った「『磯田道史』ができるまで」など、歴史好きなら参加したくなる歴史談義。

目次

×阿川佐和子 「磯田道史」ができるまで―弥生式土器の製作に挑んだ少年時代から、西郷隆盛、大久保利通を生んだ郷中教育まで 「生きるのに役立つ歴史学」のすすめ
×半藤一利 日本史のリーダーを採点する―「切り捨て力」の信長、頼朝の「独創性」 夫より偉かった?持統天皇、矛盾が魅力の尊氏と隆盛 歴史上の人物の「実力」を徹底分析
×篠田謙一/斎藤成也 日本人の不思議な起源―本土日本人の遺伝子を解析すると縄文系が一〜二割、弥生系が八〜九割?DNA最新研究が解明した新しい人類史
×堺屋太一/小和田哲男/本郷和人 信長はなぜ時代を変えられたのか?―「目に見えるもの」だけを信じた合理主義者、競争原理主義だが敗者復活も認める 日本史上稀有なリーダーの正体に迫る!
×酒井シヅ 戦国武将の養生訓―信長はアスリート体形だけど高血圧?「健康オタク」家康は天下の上医を目指した?医学史から垣間見える英雄たちの「健康診断」
×徳川家広 徳川家康を暴く―保守的なイメージが強いが実は好奇心旺盛 徳川宗家第十九代当主と語り合った家康の生き残り戦略、組織づくり、人生観
×浅田次郎 幕末最強の刺客を語る―これまで描かれなかった新選組「最後の大物」 自刃ひらめく幕末の京都から西南戦争を生き抜いた男の軌跡
×杏 歴女もハマる!幕末のヒーローたち―歴史小説やドラマから思いがけない史実まで “正統派歴女”杏さんと語り明かす忘れがたい激動期の男たち女たち
×中村彰彦 「龍馬斬殺」の謎を解く―そもそも「暗殺」だったのか?「黒幕」は存在したのか?当時の政治状況、龍馬の死生観など広い視野で諸説飛び交う維新史の謎を徹底追究
×養老孟司 脳化社会は江戸から始まった―近世は見たり触れたりできない「孝」や「身分」などに支配されたシンボリズムの時代だった リアルな自然とのつながりを取り戻すためには?
×出口治明 鎖国か開国か?グローバリズムと日本の選択―「鎖国」と「開国」 世界史のなかで、日本は常に二つの選択の間で揺れ動いてきた 激変の戦国、幕末から現代日本の進むべき道を探る
×半藤一利 幕末からたどる昭和史のすすめ―昭和の敗戦の原因を探っていくと幕末維新にたどり着く 日本の近代に何が起こったのか?

著者紹介

磯田 道史 (イソダ ミチフミ)  
1970年岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)