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老いる日本の住まい 急増する空き家と老朽マンションの脅威

マガジンハウス新書 021

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-8387-7522-4
4-8387-7522-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 246P 18cm

商品内容

要旨

問題の現状把握から解決までを示す待望の一冊。

目次

第1章 縮小ニッポンで増え続ける空き家(巨木と雑草とごみで埋まった庭
空き家1000万戸社会 ほか)
第2章 ニュータウンと“住宅すごろく”の着地点(山道の先に現れる3000戸の家
希望に満ちたニュータウンの50年後 ほか)
第3章 “2つの老い”に追い詰められるマンション(1億1800万円で解体された廃墟マンション
都内のマンションの17.4%は「管理不全の兆候あり」 ほか)
第4章 子どもたちの世代にツケを残さないために(年間5000戸を買い取る中古戸建て再販ビジネス
DIY型賃貸借で築100年の空き家がよみがえる ほか)
第5章 住まいの終活を自分事として考える(“おせっかい”支援で管理不全マンションが半減
いずれ来る終わりの前に何ができるか ほか)
付録 住まいの問題解決へのはじめの一歩Q&A30

出版社・メーカーコメント

2023年10月1日と8日の二夜にわたって放送された『NHKスペシャル』「老いる日本の“住まい”」全2回を、番組の反響を受けて緊急書籍化。人口が減少していく日本各地において、日に日に深刻な社会問題化していく空き家と、好景気時に建てたマンションが住民とともに老朽化、放置されている問題の2点を取り上げる。不動産価格の高騰やタワマン建設ラッシュの陰でじわじわと進行する「空き家」と「老朽マンション」は、もはや人口の問題と並行として他人事ではないレベルで私たちの前に突き付けられた課題となっている。現状のリポートに加え、日本人の住まいに対する価値観の変化、これらがもたらす社会の未来予測についても番組の丹念な取材をもとに掘り下げる。巻末の付録として、専門家監修による「老いる住まい」への具体的な悩みに応えるQ&Aも収録。問題の解決に向けた第一歩につながるようにも活用できる一冊。目次はじめに第1章 縮小ニッポンで増え続ける空き家第2章 ニュータウンと“住宅すごろく”の着地点第3章 “2つの老い”に追い詰められるマンション第4章 子どもたちの世代にツケを残さないために第5章 住まいの終活を自分事として考えるおわりに巻末付録 住まいの問題 解決へのはじめの一歩Q&A30