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建築の誕生 自然から文化の地平への飛翔

世界宗教建築史シリーズ

出版社名 丸善出版
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-621-30914-8
4-621-30914-5
税込価格 3,960円
頁数・縦 171P 20cm

商品内容

要旨

建築史学の観点から宗教建築の誕生、伝播、衝突、折衷、変容、持続などのダイナミズムを地域・時代ごとに俯瞰し解説するシリーズ。建築の誕生を問うことは、それが何であり、その未来は那辺に、という疑問を追求することである。この方法の中に、何をもって建築の本質とするか、あるいは本質となっていくのかという問題が秘められている。建築を通して歴史の曙に迫らんとする本書では、巨石造建築、古代エジプト建築、神社本殿の成り立ちを取り上げる。

目次

第1章 巨石造建築(巨石造建築の形態と分布
各地の巨石造建築
歴史時代の巨石造建築
巨石造建築への現代的視点)
第2章 石造建築の誕生(日干しれんがから石へ
重力との闘い
技術の飛躍的発展)
第3章 日本の信仰にかかわる建物と神社本殿(自然への畏れと崇敬の祭場
祖霊への祭祀
神社形成期の本殿)

著者紹介

中川 武 (ナカガワ タケシ)  
早稲田大学名誉教授。工学博士。博物館明治村館長。専門はアジア、日本を中心とした建築史
酒井 智幸 (サカイ トモユキ)  
早稲田大学理工学術院総合研究所招聘研究員。専門はユーラシア大陸を中心とした先史時代の石造建築
柏木 裕之 (カシワギ ヒロユキ)  
東日本国際大学エジプト考古学研究所客員教授。博士(建築学)。専門はエジプト建築史
米澤 貴紀 (ヨネザワ タカノリ)  
名城大学理工学部建築学科准教授。博士(工学)。専門は日本建築史、建築技術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)