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広重ぶるう

新潮文庫 か−79−10

出版社名 新潮社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-10-120955-5
4-10-120955-3
税込価格 935円
頁数・縦 506P 16cm

商品内容

要旨

描きたいんだ、江戸の空を、深くて艶のあるこの「藍色」で―。武家に生まれた歌川広重は絵師を志すが、人気を博していたのは葛飾北斎や歌川国貞。広重の美人画や役者絵は酷評され、鳴かず飛ばず。切歯扼腕するなかで、広重が出会ったのは、舶来の顔料「ベロ藍」だった。遅咲きの絵師が日本を代表する「名所の広重」になるまでの、意地と涙の人生を鮮やかに描く傑作。新田次郎文学賞受賞。

出版社・メーカーコメント

描きたいんだ、江戸の空を、深くて艶のあるこの「藍色」で−−。武家に生まれた歌川広重は絵師を志すが、人気を博していたのは葛飾北斎や歌川国貞。広重の美人画や役者絵は酷評され、鳴かず飛ばず。切歯扼腕するなかで、広重が出会ったのは、舶来の顔料「ベロ藍」だった。遅咲きの絵師が日本を代表する「名所の広重」になるまでの、意地と涙の人生を鮮やかに描く傑作。新田次郎文学賞受賞。

著者紹介

梶 よう子 (カジ ヨウコ)  
東京都生れ。フリーライターとして活動するかたわら小説を執筆。2005(平成17)年「い草の花」で九州さが大衆文学賞を受賞。’08年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞。’16年『ヨイ豊』で直木賞候補、同年、同作で歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。’23(令和5)年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)